10年後、税理士の仕事はなくなる?
自己紹介が終わった途端に、間が空いてしまいました。。
色々とバタバタしておりました。
だんだんと肌寒くなり、すっかり秋ですね。
例年、これから年末にかけてイベントごとが多くなってくる時期ですが、
スケジュール管理含めて、しっかりこなしていきたいです!
さて、今回のテーマ、なかなかに強烈なタイトルですが、
この業界の仕事をされている方であれば、良く耳にする話ではないでしょうか。
私自身もここ最近で、
・書籍で読んだ
・クライアントの社長に言われた
・社内研修の外部講師が話していた
・うちの社長も言っている(←大丈夫か?)
パッと思い出すだけでもこれだけ話題に上がりました。
じゃあ、実際に10年後、税理士の仕事はなくなり、
私たちは路頭に迷うことになるのでしょうか。
昨年ようやく税理士登録をしたばかりの自分にとっては衝撃的な話です。
個人的な考えとしては、まずそれはないと思います。
そもそも上記のように言われる所以としては、
これからAI・フィンテック・クラウド会計の目覚ましい進歩、発展により、
仕訳が全自動化され、記帳代行がそもそもいらなくなる、というものです。
確かに、freee・マネーフォワードなどのクラウド会計は、
現在ではまだ未完成な部分も多く、実際に実務に取り入れられる企業は限られているとはいえ、ものすごいポテンシャルを感じます。
設立3年、4年にしてここまでの地位を確立しており、尚且つものすごいスピードで成長しています。
仕訳全自動化、というのも確かに遠い未来の話ではないのかもしれません。
更に言えば、仕訳が全て自動化されてしまえば、税務申告書の作成まで実現できてしまうと思います。
要は、上記のような入力・作成といった作業ベースの業務が効率化し、仕事になりづらくなるというものです。
まあ上記の業務も、税理士がレビューはしなければならないので、
仕事としては残ると思いますが。
ただ、当然ですが税理士の仕事ってそれだけじゃないですよね。
社長の税務コンサルや法人のスキーム検討など、機械に取って代われない分野もいくらでもあります。
さらに言えば、先程のfreee・MFを駆使した導入コンサルからのモニタリングなど、
逆に新しい市場にすら成り得ます。
そういった実務的な視点もそこそこに、
不安を助長するような見出しで、注目を集めようとするメディアにも少し違和感を覚えます。
ただ、やはり新しい勢力による大きな改革が起こることは確かなので、
昔ながらの仕事を中心にしている限りは、価格競争に巻き込まれていくことは不可避かもしれません。
なので今後も変わらず拡大していくためには、
その時代のトレンドをいち早く察知して、その分野を猛勉強し精通した上で、逆に利用してやるくらいといった気概が必要だと思っています。
そういった意味では、割合的に年配の方がほとんどであり、かつ税理士を目指す人も減っている税理士という業界において、
これからの若手にとっては物凄いチャンスでは、と心の内では思っています。
そのためには生涯学習、日々の自己研鑚が大前提ですね。
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